理系のコスパ就活

理系でコスパの良い就活スケジュール【22卒理系院生就活体験談】

管理人
管理人
就活っていつから始めるのが正解だろうね

就活における理想的なスケジュール周りの人の具体的なスケジュールって結構気になりますよね。

この記事では、特にコスパ就活における最適なスケジュールを、22卒理系修士でコスパ就活をした管理人の体験談をもとに解説します。

ちなみに結論としては、秋冬インターン(+外資の選考)から就活スタートがコスパ最大だと思います。

楽に就活を進めるためにやってきたこと【22卒理系修士×コスパ就活】「苦労しないで内定とりたい」「最短で就活を終わらせたい」って思ってる人は結構多いんじゃないかなと思います。 私もそういう風に思って...
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一般的な理系就活のスタイルについて

理系の就活は大きく分けて、学校推薦型一般型に分かれます。※簡略化のため、修士の学生基準で書きます。

理系就活の大分類
  • 学校推薦型: M2の4月からが本格的な就職活動期間。
  • 一般型: 早い人だとM1の4−6月から。夏インターンから就活開始。

理系の就活が楽だと言われるのは、上の学校推薦型の人が1社だけ受けて内定を取るケースや、一般型の中にも早期選考で1-2社しか受けずに就職活動を終える学生の影響だと思います。その印象が独り歩きしているだけだと思います。

管理人
管理人
研究室の先輩は推薦で1社だけって人も何人かいたなぁ

学校推薦型就活の落とし穴

学校推薦で1社だけで終わらせるのがコスパ最大では?」と考える読者の方もいるかもしれませんが、学校推薦には2つ大きな欠点があります。

それは、「推薦企業は限定的なこと」と「受けられる数に限りがあること」の2つです。

これらは、学校からの推薦が得られるという強力な利点の代償です。

そしてそもそも、学校推薦で行ける企業に自分の希望する会社がないケースもあります。

これらのリスクを減らしながらも、一般型に比べて期間的に楽に就職活動をするというのがコスパ就活です。

コスパ就活では、リスクヘッジをしながら就職活動を進めて行くことを推奨しています。つまり、基本的には推薦を使わずに複数の企業を受けることになります。

コスパの良い就活スケジュール

私が22卒で実際に就職活動をした経験から考えた、最大のコスパで就活を行うスケジュールは上の図に示すものです。

※近年は採用スケジュールが前倒しになる傾向にありますので参考までに。

M1の秋冬のインターン及び外資系企業の早期選考(10-12月)→秋冬インターン直結の早期選考(1-3月)」というのがコスパ最大だと考えています。

管理人
管理人
M1の11月から本格的に就活開始してM1の3月に終わったよ(内々定は2月中にゲット)。
22卒理系院生がコスパ良く就活した結果【22卒理系就活体験談】「コスパ良く就活する」 それが当サイトで何度も出てくるフレーズです。それを書いてるやつはどんな結果になったのかってことが気になるか...

色々とツッコミがくるかもしれませんが、外資系投資銀行や戦略コンサル、総合商社をはじめとする文系を含めた最高峰のところを受ける以外ならこれで十分だと思っています。

※そういうところを志望される方は基本的にはコスパ就活は向いてないと思います。

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秋冬インターンからコスパ最高な理由

秋冬のインターンから就活を始めるのがコスパ最大な理由は2つです。

1点目は、選考直結のインターンが増えること。2点目は、参加する学生の質が本選考に近いこと

それぞれについて詳しく見ていきましょう。

選考直結のインターンが増える

これは実際に就活をして感じたことですが、秋冬インターンに参加すると早期選考に呼んでもらえるケースが多いです。

これは、秋冬以降は企業の採用活動が本格化しているためです。

そしてなにより、早期選考では多少選考上で優遇してもらえるケースが多いため、早期選考直結のインターンに参加するメリットが大きいです。

管理人
管理人
秋冬の方が企業も積極的になる印象。早期選考では選考回数が少ないことが多いよ!

学生の質が本選考に近い

夏のインターンに比べ、秋冬のインターンはその企業に本当に興味があるから受けてる学生が多いです。

より幅広い業界を見るために、特に志望してない学生が夏インターンに参加するケースも多いです。

それに対して、秋冬では学生がある程度絞った業界で受けてるケースが多いです。そのため、インターンで出会う学生と本選考・入社後の学生の性質が似ている傾向にあります。

そのため、他の学生と自分が合うかどうかの判断がしやすくなります

管理人
管理人
参加してる学生は未来の同期たちだよ!!

これが秋冬インターンを積極的に狙うべき・就活は秋冬から本格始動で十分間に合う理由です。

秋冬からでは遅い?就活を早めに始めるべきケース

ちなみに、始めるのが遅くて不安に感じてる方もいるかもしれませんので、それ以前の就活イベントについて言及します。

秋冬インターン以前にあるのは、一部の企業の選考および夏のインターンです。

春・夏に選考を行っている企業の多くは、外資系投資銀行や外資系戦略コンサルなどの超難関と呼ばれるような企業です。内定を取るためにコストがかかるので基本的にコスパ就活の攻略対象からは外しています。

もし、これらの企業に秋冬以降も行きたいと考えている方は、以下の記事で紹介している「外資就活」で情報収集をしつつ就活を進めることをおすすめします。

活用すべきおすすめ就活サービス【22卒理系院生就活体験談】 就活は既存のツールを活用することでかなり効率化できます。 ちなみに、理系がコスパ良く就職活動を進めるために使っていた三種の...

もし、そのような企業に秋冬以降も行きたいと考えている方は、選考日程を調べてみてください(上記事で解説してる Unistyle が便利です)。

一部の企業では内定辞退者の補充のために、狭き門ですが春選考を行なっているところもあります。

管理人
管理人
やりたいことができる企業の選考時期を見て本格的に就活を始める時期を考えてみよう

夏のインターンに参加しなくても焦らなくて良い理由

夏のインターンに参加してない・全落ちしたという方も落ち込んだり焦る必要はありません。夏インターンに参加しなくても焦らなくても良い理由は3つあります。

ただ、下の2つは上記に既に書いた内容と重複する部分です。

夏インターンがそこまで重要じゃない理由
  • 夏は就活ガチ勢が多く、かける労力の割に落ちることが多い
  • 秋冬の方が本選考直結のインターンが多い
  • 学生の質が本選考・入社後と異なる

基本的にはコスパ就活ではガチガチの選考対策はしなくてよいと考えています。

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夏のガチ勢は文字通りガチガチに選考対策していて、基本的にはそれらの人が受かります。そのため、選考対策する気がない・お試し程度なら受けなくてもいいと思います。

管理人
管理人
逆に考えれば、就活強者が少ないのでガチガチに武装すれば無双できるとも言えるけどね(小声)

まとめ

コスパ良く就活を進めるための就活スケジュールについて書いてみました。

結論としては、「秋冬からインターンと本選考を並行して受け、早期選考で優遇してもらおう!」ということです。

また、上記の理由から夏のインターンに全落ち・不参加でも焦らなくて大丈夫です。

その分、秋からの選考・インターンに備えて自己分析とES・研究概要などしっかりやりましょう

選考が不安な人は選考優遇の逆オファーが来る可能性がある Labbase を活用しましょう。登録しておくだけで企業からES免除やインターン参加確約のメッセージが来るかも。

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りけしゅ管理人
コスパ良く就活したら4か月で数社に内定した22卒の元理系大学院生(修士)/現外資系コンサル勤務の会社員。就活体験談や研究に関する話を主に発信。